私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集ダウンロード
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集
によって 石垣 りん
4.7 5つ星のうち(2人の読者)
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集ダウンロード - 内容(「MARC」データベースより) ほどよい大きさの鍋や お米がぷつぷつとふくらんで 光り出すに都合のいい釜や 劫初からうけつがれた火のほてりの前には 母や、祖母や、またその母たちがいつも居た 書肆ユリイカ1959年刊の処女詩集の再刊。
私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集の詳細
本のタイトル : 私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集
作者 : 石垣 りん
ISBN-10 : 4887470118
発売日 : 2000/10
カテゴリ : 本
ファイル名 : 私の前にある鍋とお釜と燃える火と-石垣りん詩集.pdf
ファイルサイズ : 20.49 (現在のサーバー速度は20.03 Mbpsです
以下は 私の前にある鍋とお釜と燃える火と―石垣りん詩集 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
巻頭詩は「原子童話」、しばらく昭和史を詩で読んでいるような感じです。読み込むとこの詩の並びの意味が見えてきます。詩と詩の間にもう一篇詩が隠されているような・・・。ページを繰るといつの間にか彼女自身の暮らしの片鱗から、詩人に会ったような気がしてきます。それから自分の暮らしが今までとは違って見えてきます。平成は昭和の上に立っています。昭和をあらってアイロンをかけて折りたためる日はいつ来るのでしょうか。コンビニ弁当を子どもに持たすような時代に、女たちは何をかけがえがないと思い守っていくのでしょうか。この詩集を原点に向き合うべき戦後があります。
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