家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのことオンラインブックダウンロード

家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのこと

によって 石飛幸三


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家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのことオンラインブックダウンロード - 内容紹介今や「4人に1日が老人」の超高齢社会、世界一の長寿国の日本。 認知症患者は300万人、予備軍は400万人を超えるといわれています。 誰もが、遠からず迎える介護と看取り。 そのとき、家族が直面するのは「このままでは危険です」と言われたとき、どうするか? 特別養護老人ホーム「芦花ホーム」の看護師、介護士、生活相談員、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士などが、 豊富な知識と経験を経てたどり着いた、「平穏死」に向かうための介護と看取りの心得とは。 介護とは、たくさんの選択を迷い続けて、看取りに至るまでのプロセスです。 「する」ことと「しない」ことの選択のヒントを、わかりやすく紹介しています。 平穏死は、美しい最期。 それこそが、家族みんなが後悔しない選択ではないでしょうか。 おもな内容について ◎高齢者の身体機能に「V字回復」はない ◎生きるために、飲まなければならない薬はない ◎胃ろうをつけても誤嚥性肺炎になる事実 ◎老人の体をいじめる「水分」と「栄養補給」 ◎唾液を出やすくする「健口体操」 ◎「救命」が「延命」にすりかわる ◎家族の「情」が本人を苦しめる ◎「何もしない選択」こそ、きれいな最期 ◎家族を癒す看取りとは ……など。 第1章 介護がはじまるとき 第2章 高齢者の体で起きていること 第3章 食べることは、生きること 第4章 迷い続ける延命の選択 第5章 「終の住処」はどこがいい? 第6章 いのちの最期に寄り添う看取り 「みんなが救われる看取りの革命書です! 」近藤誠医師も推薦! 著者プロフィール 石飛幸三(いしとび・こうぞう)特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。 1935年広島県生まれ。1961年慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頸動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。東京都済生会中央病院副院長を経て、2005年12月より現職を務める。執筆やメディアを通して「老衰という自然の摂理に医療行為がどこまで必要か」を問い続け大きな反響を呼ぶ。また芦花ホームのスタッフや入所者家族とともに実践してきたことをもとに、「看取りの心得」の提案も行っている。診療のかたわらこの4年間に講演を400回以上行う。 著書に『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか?』(講談社)、『看護の時代 看護が変わる 医療が変わる』(共著・日本看護協会出版会)、『「平穏死」という選択』『こうして死ねたら悔いはない』(ともに幻冬舎ルネッサンス)などがある。内容(「BOOK」データベースより)介護現場の「声」から見えてくる―何もしない選択は、美しい最期。看取りの医師と、そのスタッフがたどり着いた心得。著者について石飛幸三(いしとび・こうぞう)特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。 1935年広島県生まれ。1961年慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頸動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。東京都済生会中央病院副院長を経て、2005年12月より現職を務める。執筆やメディアを通して「老衰という自然の摂理に医療行為がどこまで必要か」を問い続け大きな反響を呼ぶ。また芦花ホームのスタッフや入所者家族とともに実践してきたことをもとに、「看取りの心得」の提案も行っている。診療のかたわらこの4年間に講演を400回以上行う。 著書に『「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか?』(講談社)、『看護の時代 看護が変わる 医療が変わる』(共著・日本看護協会出版会)、『「平穏死」という選択』『こうして死ねたら悔いはない』(ともに幻冬舎ルネッサンス)などがある。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)石飛/幸三 特別養護老人ホーム・芦花ホーム常勤医。1935年広島県生まれ。1961年慶應義塾大学医学部卒業。外科学教室に入局後、1970年ドイツのフェルディナント・ザウアーブルッフ記念病院で血管外科医として勤務。1972年東京都済生会中央病院勤務。30年にわたって頚動脈内膜剥離術など血管外科の発展に寄与する一方、慶應義塾大学医学部兼任講師として血管外傷を講義。東京都済生会中央病院副院長を経て、2005年12月より現職を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのことの詳細

本のタイトル : 家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのこと
作者 : 石飛幸三
ISBN-10 : 4331518183
発売日 : 2014/3/21
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 25.03 (現在のサーバー速度は26.49 Mbpsです
以下は、家族と迎える「平穏死」--「看取り」で迷ったとき、大切にしたい6つのことに関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
元気な頃からいつも、延命治療はやめてほしいと言っていた母。点滴につながれたりスパゲティ症候群になるのは嫌だ、と。それでも、いよいよ旅立ちの時が近づいてくるのを感じるとやはり家族は迷うものです。いくら本人の希望とは言え、このまま入院もさせず在宅のままで本当にいいのだろうかと・・・そんなとき、この本に出会いました。目からウロコの連続で、ほんとうに救われました。迷いが消え、覚悟がすわり、「大丈夫だよ、やってごらん」と背中を押していただいた感じでした。実際に数多くの「看取り」に立ち会ってこられた先生のご体験から幅広い実例や哲学がコンパクトに語られていて、とてもよかったです。何がいい悪いというような「はじめに結論ありき」ではなく、迷ったり直面したときに何をどのように考えたらいいのかが懇切丁寧に述べられているので、すごく勇気が湧いてきました。うちの母の場合、とくに重篤な病気もなく、病院に行かないという意思は最期まで揺らがなかったので私たちはそんな母に寄り添い、ただできることをしていくだけでした。ケアマネさんや訪問看護師さんもよく理解してくださりいろいろと支えていただきました。そして母はお正月の3日、静かに天に旅立っていきました。あれからもう一年以上たちますが、いまでも母の望みどおり、自宅で見送ることができてよかったと石飛先生にも皆様にも感謝しております。結局、百人いれば百通りの看取り方があり、これに関しては正解はないのでしょう。ただ、どのような形であれ、誰もが避けて通ることのできない「死」ときちんと向き合い、悔いのないように最善を尽くすことが大切なのだと思います。在宅での看取りを迷っておられる方や不安を感じておられる方にはぜひご一読をお勧めいたします。

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