陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) epubダウンロード無料
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)
によって 谷崎 潤一郎
3.9 5つ星のうち(6人の読者)
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫) epubダウンロード無料 - 内容紹介 文豪が自身の美意識と創作術の核心を余さず綴る二大随筆が初の合本化。解説・筒井康隆。 まあどう云う工合になるか、試しに電燈を消してみることだ。蒔絵、金襴の袈裟、厠……。庇下に広がる闇に、独自の美を育んだ日本文化の豊穣(「陰翳礼讃」)。 文章に実用的と芸術的との区別はない……。古典と当代の名文家たちの一言一句に学び、含蓄ある日本語を書く心得を説く(「文章読本」)。 文豪の美意識と創作術の核心を余さず綴る、名随筆を集成。 目次 陰翳礼讃 * 厠のいろいろ 文房具漫談 岡本にて ** 文章読本 解説筒井康隆 年譜 本書収録「陰翳礼讃」より 私は、数寄を凝らした日本座敷の床の間を見る毎に、いかに日本人が陰翳の秘密を理解し、光りと蔭との使い分けに巧妙であるかに感嘆する。なぜなら、そこにはこれと云う特別なしつらえがあるのではない。要するにただ清楚な木材と清楚な壁とを以て一つの凹んだ空間を仕切り、そこへ引き入れられた光線が凹みの此処彼処へ朦朧たる隈を生むようにする。…… 谷崎潤一郎(1886-1965) 東京・日本橋生れ。東大国文科中退。在学中より創作を始め、同人雑誌「新思潮」(第二次)を創刊。同誌に発表した「刺青」などの作品が高く評価され作家に。当初は西欧的なスタイルを好んだが、関東大震災を機に関西へ移り住んだこともあって、次第に純日本的なものへの指向を強め、伝統的な日本語による美しい文体を確立するに至る。1949(昭和24)年、文化勲章受章。主な作品に『痴人の愛』『春琴抄』『卍』『細雪』『陰翳礼讃』など。 内容(「BOOK」データベースより) 文豪の美意識と創作術の核心を余さず綴る、名随筆を集成。 商品の説明をすべて表示する
陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)の詳細
本のタイトル : 陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)
作者 : 谷崎 潤一郎
ISBN-10 : 4101005168
発売日 : 2016/7/28
カテゴリ : 本
ファイル名 : 陰翳礼讃-文章読本-新潮文庫.pdf
ファイルサイズ : 18.62 (現在のサーバー速度は29.5 Mbpsです
以下は、陰翳礼讃・文章読本 (新潮文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「陰影礼讃」は、日本文化を短く要約していて、素晴らしい。谷崎潤一郎は勉強になります。特に、現代社会から振り返り、僕たちの現在地点の本質的な性格を正確に把握するために、極めて有益。これが、60頁くらいで読める。「陰影礼讃」だけを読んでも、僕たちが、世の中を見渡す目が出来、養われ、次の段階に進むことが可能になる、本当の必読文献!
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